そろばんと暗算



そろばんを習うと暗算が出来る?

そろばんを習うと、必ず暗算が出来るかというと、そうではありません。
そろばんを手ではじくことと、頭の中にそろばん玉をイメージして計算することは別です。
珠算3級を持っていても 87×46= が暗算で解けないという人は残念ながらいます。
逆に、珠算7級しか持っていなくても上記のかけざんを暗算で解く人もいます。

暗算が出来るようになるには、そろばんのはじき方を習った後に、そろばん玉を頭の中にイメージして、それを動かす訓練が必要なのです。
つまり、はじき方とイメージの仕方の2通りの訓練が必要になるのです。

電卓が普及する以前ならば、はじき方だけを習っても生徒にメリットはありました。
しかし、そろばんが実用品としての役目を終えた現在では、はじき方だけを習っても生徒のメリットはわずかでしょう。
暗算を学ばなくては、そろばんを習う意味がありません。

古賀そろばん教室では、珠算検定試験よりも、暗算の指導を第一に心がけています。



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